先日、９月２７日（日）さわやかな秋の午後、
MMKが昭和女子大学グリーンホールにて行われたNPO法人勇気の翼主催『勇気の翼インクルージョン２０１５』に出演いたしました。

冒頭はダウン症ドラマー新倉壮朗くんが白いチュチュをまとったMMKトレーナーズに溶け込んでいくバレエシーン。
バレエのプロフェッショナルが揃うMMKです。
伊藤トレーナー振付により、バー練習風景から花のワルツにのせてセンターソロへと、トゥシューズを履いてトレーナーズが華麗に舞わせていただきました！

また、初めて挑戦したジャイロによるダンスシーンでは、私、横田が振付を担当させていただきました。
「翼をください」にのせてしっとりと心から身体から呼吸とともに想いが湧き出るように、クラスプという、自身の内側から円を描くように静けさの中から派生していく動きから始めました。

浅井恭子さんのピアノと有馬美紀さんの歌に、皆の気持ちと身体が一体になり、ジャイロキネシスの動きが本当に内から自然と生まれてくるように感じられました。
ジャイロキネシスに続くコンテンポラリーダンスの動きは、ジャイロキネシスの動きからとても自然にブレンドするように拡がっていき、
「ジャイロトニックはそれ自体がダンスだ！」と振付ながら踊りながら実感したものです。

そしてジャイロキネシスパートのビックイベント、新倉壮朗くんとの即興コラボレーションは、まさにエネルギーの固まりが舞台上を所狭しと巡り回りました！！
会場を一瞬にして巻き込む力強い壮朗くんのパーカッション、そこに呼応するように踊り狂う私たちMMKトレーナーズ。
この夏に何回もリハーサルをともに重ね、本番では心まで通じ合っていた私たち。
即興シーンから再びジャイロキネシスからのコンテンポラリーダンスに至り、クライマックスでは皆が、会場が一つとなって燃え上がりました。
インクルージョンです。説明抜きに、ただただ楽しく、嬉しく、感動する時間でした。

今回のイベントに参加させていただく事で、あらためてジャイロトニックが身体や心から自然と生まれ出る動きであり、
パフォーマンスにも繋がっていく可能性を強く感じました。

このような機会をいただいたNPO法人勇気の翼さん、
天才パーカッショニスト新倉壮朗くん、バレエシーンに参加していただき可愛いエネルギーを沢山振りまいてくれた井口美穂バレエスタジオの皆さん、
素敵なピアノ奏者浅井恭子さん、感動的な歌を届けてくださった有馬美紀さん、観に来てくださった皆さん、監修いただいた我らが真理子さん、本当にありがとうございました！