宮内: 母校更北中学校での講演会

image昨日、私の母校である長野の更北中学校での講演会がありました。今までにも講演会のお話は何度か頂きましたが、ジャイロキネシスの体験会も交えたような形、またはインタビュー形式だったので、今回のように一時間を全て私の話で立った状態で動かずに、というケースは初めてでした。

27年ぶりに訪れた母校は外観も校舎内も全く変わりなく、タイムトリップしたようでした。制服も当時と一緒です。生徒数は約650名、生徒さんの後ろにはご父兄もいらしていました。校長先生からは生徒さんのためになるような私の体験談、ご父兄の方々へのメッセージも、とリクエストがありました。今の中学校では、中学1.2年のうちから進学に関してだけでなく、将来の職業までの進路に関して考えるような課外授業もあるそうです。私の場合は、大好きで始めたバレエが職業となり、引退後も自分自身を救ってくれたジャイロトニックとの運命的な出会いがあり、それがまた職業となりました。興味の沸くもの、大好きなことのためなら頑張れますよね。どんなことでも興味を惹かれた時は直感を信じて出来るかどうか考えるより、向かってみる姿勢が大事と思っています。後々あの時やっておけば良かったと後悔が残るのは一番もったいない。難しい決断に狭られた時程、シンプルに考えて選択して来た気がします。私は猪突猛進型。惹かれる方向に突き進んで頭をぶつけてみて、あ、そうか違うんだ、と方向転換するような。そこまで行ってみないと気が済まない、気付けないところがあり、周りはヒヤヒヤものかもしれませんが(笑)、自分自身は今までして来たことに一つも後悔がないと言えるのが幸せです。

昨日の『動かない』状態での講演会も、どうなるかやってみないとわからないけど、上手にやろうなんて思わないでせっかく頂いた機会にチャレンジしようとトライしました。私が壇上から学校でお話するような立場になるなんて不思議ですが、とっても貴重な経験になりました。椅子がぴっちり横並びの状態で動くのは難しい状況でしたが、最後にほんの少しだけ呼吸で肩を上げたり降ろしたり、シンプルな動きを選んで全員でやってみました。途端に講堂内の空気が変わり、生徒さんの表情もほぐれました。寒い中、私の拙い話をじっと座って聞くより、そりゃ、身体動かした方が気持ち良いですよね。

ジャイロキネシスは子供も大人も関係なく、みんなで一緒に出来るのが魅力。言葉で説明するより、やっぱり体感してもらいたいなと思います。校長先生にも同感して頂けたようです。学校ではコアトレーニングの特別講師を迎えたりもしているそう。私も時間の許す限り、母校でそんな活動も今後出来たらいいなと思います。子供から大人に移り変わり始める多感な頃、親子関係も移り変わり始め、悩み多い時期ではあるかと思いますが、表現をすること、伝えようという気持ちを押し込めないでコミニケーションをとる癖をつけること、そんな話もしました。

ダンサーとしての役割は言葉を発することなく身体で表現することでしたが、ジャイロを指導する立場になり言葉での表現を必然的に求められたこと、それが大きく私の人生を明るい方に変えてくれました。客席からの評価や拍手喝采ではなく、日々皆さんと感覚をシェアし言葉で表現し合いコミニケーションをとれること。心身共にコミニケーションできる状態。それが出来るようになって私自身がとても楽になりました。
心からそのままを会話すること、やっているようで実はなかなかやっていないと思うんです。みんながその人らしく自己表現できるようになったら、探り合うことがないのでストレスがなく楽だし、シンプルで素敵と思うんです。ジャイロを通じてそういう輪が拡がっていきますように!

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