今月はイベントクラスとして、新国立劇場の山本隆之君と、奥様でピアニストの規子さんとパドドウクラスを試みました。
隆之君は、新国立劇場時代によく一緒に踊って頂きましたが、信頼のおけるダンスパートナーとして、また同世代の友達として今も仲良くさせて頂いています。
去年の年末に私にとって約3年ぶりにクラシックバレエ作品をシンガポールで彼と踊る機会が舞い込み、とても気持ち良い舞台となったそんな流れで、一緒にパドドゥクラスをやってみようか?と今回このイベントへと繋がりました。
まだお試しの段階ではありましたが、会場はいつもお世話になっているバレエスタジオプリエさんをお借りし、女性ダンサーはプリエの生徒さんを中心に、男性ダンサーはMMKスタッフの中谷さんに声をかけていただき、プロの方に集まって頂きました。
パドドゥでは、男性が先生で女性が生徒という感覚になりがちな気がしますが、二人で踊りを作っているということを大事にして欲しいと思うんです。それには 当たり前かもしれませんが両方からの歩み寄りが必要で、隆之君、私の男女両方の視点からアドバイスを出来るクラスがあっても良いのではないかという考えで 試みました。
もちろんテクニック的に女性がしっかりしていなけらばならないのも事実ですが、気持ちが萎縮していてはパドドウにはならないですし、女性は一人で頑張り過ぎずに大事にサポートされて踊るのが美しいわけです!
男性陣は、バレエ団に所属されている方やゲストで踊られている方だったにも関わらず、パートナリングをさらに学びたいというお気持ちからご参加頂きました。
ご協力して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
私、隆之君、規子さんをはじめこの日クラスにいらした皆さん全員にとって初めての試みで、反省点はいろいろありますが、パドドウの楽しさをお伝えできるようなクラスを、可能な限りまた企画したいと思っています。