長野のボランティア団体、ベンチャークラブさん主催のチャリティーイベントとして、ジャイロキネシスの体験型講演会がいよいよ今日開催になりました。はじめにこの講演会のお話を頂いた時に、「体験型」とうところに魅力を感じました。90分をスピーチだけでジャイロトニックについて説明しても良さをお伝えするのは無理があるし、バレエから始まり基本的に体で表現する仕事を長年やってきた私には、皆さんと一緒に動きながらご紹介する形が自然に思えたからです。会場には100人以上の方々が集まって下さいました。こんなに大人数でジャイロキネシスって、どんな感じなんだろう???と思いつつ、なるべく空気が和み体を動かしたくなるような流れを作るようトライしました。ほとんどはジャイロキネシスが未経験の方々でしたが、楽しんで頂けたような感触がありでほっと一安心です。
後ろの席の方に私の声や呼吸のパターンが聞こえるようにマイクをつけ、また動きを追いやすいようにスクリーンでも動いている姿を写して頂く形をとりました。実際に体を動かして頂いた時間は40分程だったと思いますが、”体がぽかぽかして汗をかきました”、”すごく楽しかったです!”というような声をお聞きできて、私も嬉しくなりました。
私は低いステージの上にのり、スポットライトまで付けて頂き、なんだかちょっと踊っていた頃の舞台の空気も思い出していました。「ひとつの空間、時間を共有し、そこにいるお一人お一人に自由に感じて、心地よい時間を過ごして頂きたい」という思いは、バレエの舞台に立っていた頃と何も変わっていないなあと改めて実感しつつつ。。。こんな形で皆さんにメッセージをお伝え出来る機会を、長年離れていた地元の長野で与えて頂いたことに感謝です。会場に足を運んで下さった皆様、ベンチャークラブの皆様、素敵な機会をありがとうございました。