先日、新国立劇場バレエ団プリンシパルの山本隆之君の芸術選奨受賞のパーティーがありました。隆之君とは私が現役時代からよくパートナーとして踊ってもらったり、公私ともに長年仲良くさせて頂いています。同期の仲良しのダンサー仲間がこうして素晴らしい賞を受賞したことは、私にとっても本当に嬉しいことでした。会場では私も新国立劇場バレエ団に所属していた頃にお世話になった先生方、ダンサー仲間、、、他、ご無沙汰していた沢山の方々と再会することが出来、タイムトリップした気分になりました。隆之君の受賞をみんなが心から祝福していて、本当にハッピーな時間となりました。
スピーチをされたゲストの方々が口々にコメントしていたのは、隆之君の舞台には、『品がある』ということ。
品ってやっぱり愛情とか優しさではないかなと思うんです。自分を見せることより、パートナーを本当にサポート、リード出来るとても貴重な男性ダンサーだと思います。また、怪我、手術を何度も乗り越えながら、真摯に踊りと向き合う姿勢にはいつも頭が下がりました。(ちなみに実は隆之君、私がジャイロトニックを始める前からのジャイロ歴です)
今後は大阪でスタジオをオープンされるとのこと。第一線で踊ることには線を引くそうですが、舞台で表現することは続けたいと言っていました。一緒にまた何かの形で踊ろうね!とも話しました。私も舞台の空間で表現することは今でももちろん大好きなので、また違った形での繋がりが出来ることが楽しみでもあります。
今思い出しても興奮してしまうほど、とっても素敵なパーティーでした。隆之君、本当におめでとう!!!