よおやく春めいてきましたね。今月中旬、正に三寒四温でちょうど気温がガクッと下がった時期、久しぶりにお休みをとりスタッフの中川真樹ちゃんを訪ねてオーストラリアにいって来ました。南半球なので季節は逆、最高気温が30度以上です。ちょうど一年前彼女を訪ねた頃は、フィンランド国立バレエ団でプリンシパルとして活躍中だったので冬真っ只中のヘルシンキでしたが、今年はオーストラリア、パース、夏!海!です。
旦那様は日本人ダンサーの引地佑介くんフィンランド国立バレエから移籍し現在パースのカンパニーでダンサーとして活躍中です。お二人は昨年夏入籍、新婚さんの新居にお邪魔してきました。こんなにのんびりな時間を過ごしたのは何年ぶりかでしたが、リフレッシュしてきました。
久しぶりのビーチで、マイアミに住んでいた頃を懐かしく思い出していました。ただマイアミよりずっとのんびりのどかで豊かな雰囲気。夕方はピクニックしているファミリーが沢山みられました。日本では流れていないのんびりな時間か流れていて、海、空を見ながらいろんなことを振り返りました。
真樹ちゃんとの出会いからもうじき3年。今年は彼女にとっても転換期でトレーナーとして指導者としての活動にシフトしている時期です。人一倍熱心に養成コース後の復習、自習をする頑張り屋さんでいつも関心しています。また優しく温かい柔らかな性格の底には、海外でプロのダンサーとして様々なことを乗り越え長年積んできた重みが感じられます。近い将来日本への帰国を考えているそうなのでとても楽しみです。
今回は仕事抜きの久しぶりのバケーションだったので、彼女と日々いろいろなことを語りあいました。なぜ私が今ジャイロトニックを教えているのか、なぜ今こうしているのか、というような深いことを自分に改めて問いかけていました。ジャイロトニックはどの方の心身の健康にとっても良いということがたまらなく好きな点なのですが、真樹ちゃんのようにプロの現役ダンサー達のセカンドライフとしても選択肢となり、今後ますます良い形で浸透していって欲しいと思っています。ダンサーもアスリートも、いつまでも現役でいられるわけではなく、現役後の人生のほうが実はまだまだ長かったりするわけですから。
私自身が現役から一線を引く転換期にジャイロトニックとの出会いで救われたので、そんな気持ちが人一倍強いのかもしれません。
まだまだ力不足ではあるけれど、プロのダンサーの現役時代はもちろんですが、転換期、引退後、どんな時期にあたるときにもサポート、ガイドできたらという思いでいます。